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フェリー事故と三角波

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三重県熊野市沖の熊野灘で13日早朝、マルエーフェリー(鹿児島県)のフェリー「ありあけ」(7910トン)が座礁、横転した事故で、松元浩人船長(49)は会見で、波がぶつかり合うなどして起こる大波「三角波」で船が傾いたとの認識を示した。という記事は毎日新聞から。

この三角波とはなんぞやと気になったので、調べてみました。

以下は、三角波について詳しく書いてあったサイトからの引用です。

 

「波」といっても,いろいろな波があります.数百km以上も離れた気圧の差によってできる「うねり」.そして,数kmから数十kmの範囲で生じる風が作る「波」,それから,さらに狭い数十mから数百mの範囲の風が波の表面に作るしわのような「さざ波」.この3つで海の波は構成されています.「うねり」の大きさは海の深さにも関係します.

 そんなわけで,風がなくても海は動いて(うねって)いるわけです.船酔いの原因はだいたいこのうねりです.うねりの方向と,風が作る波の方向は違っていてもいいわけです.風が作る波は,当たり前ですが,風が強いほど大きくなります.さらに強い風が吹くと,うねりが作る波と風が作る波が合成して,とてつもない大きな突起をもつ波ができることがあります.これが「三角波」です.小さなレース艇はこの波で突き飛ばされることもあります.

 ということです。分かったような気がしています。

風の方向と、波の方向が常に同じだと思っていたので、勉強になりました。

というわけで、今日もニュース解決!